不幸の予言はしちゃダメだって！
●不幸の予言はしちゃダメだって！
鑑定に来てくださる
お客さんから
ちょこちょこ
お聞きするのですが、
「離婚するって言われた」
「破産するって言われた」
「身内に不幸があるって言われた」
「これから３年は
なにしてもアカンって言われた」
「事故にあうって言われた」
etc…。。
もう。
こういうのを聞くと、
「まだそんなこと
言ってるやつがいるの！？」
と、
イラっとします。
こういう、
不幸の予言を
断定口調で
言っちゃう占いって
僕はとても嫌いです.
これは、
そもそもの話、
「人の未来を
勝手に不幸な方に
決めつけるんじゃない！」
と思うのが
まず第一にあるのですが、
もう一つ僕が
この類の占いを
嫌う理由があります。
それは、
不幸の予言は、
相手の心にダメージを
与え、
なおかつ、
それが心の奥に残るので、
相手がその不幸の予言を
実現させるように
無意識的に
動いてしまう。
ということがあるからです。
具体的に言うと、
「離婚するぞ。」
とか言われたら、
些細なケンカをした時でも、
その言葉が
ついつい頭をよぎって、
「あ、
やっぱり私たち、
離婚するのかも…」
みたいに考えてしまい、
ただの些細なケンカすら、
「やっぱり私たちは
離婚するんだ！」
と、
離婚の材料として
カウントされていっちゃうの
ですよね。
で、
結果として
離婚を実現させる方向に
向かって、
加速することになってしまう。
みたいなやつです。
あと、
病気に関する
不幸の予言なんかでも、
こういったことは
よく起こると思います。
例をあげると、
体調面で
特になにもなくても、
「あんた、
３年後にガンになるよ」
とか言われたら、
その後に
ちょっとした
体調不良が起こっても、
「え。
これ、
もしかしてあの人が言っていた、
ガンの予兆なんじゃないだろうか…」
と不安になり、
その不安が増大していって、
実際にストレスで
病気になっちゃう
みたいなことですね。
「えー。
そんなことなりませんよー。
不幸の予言なんて
信じなければ
いい話じゃないですか。」
と思われるかもしれませんが、
人って、
バリバリ元気で、
な～んの心配もない時に
占いには
行くことはまれでしょうし、
占いに
お金を払って
来てくださる時点で、
何かしらの
不安や、
気になることが
あるのでしょうから、
占い師の前に座る時には、
占い師の言葉を
そのまま受け取って
しまいやすい状態に
なっているわけです。
で、
そこに
不幸の予言をされると、
そのダメージを
モロに喰らってしまう。
というわけです。
このメカニズムを
知っているからこそ、
僕は
無責任な
不幸の予言は
まずしませんし、
占いの講座でも、
それはしちゃダメ！
と、けっこう言っています。
なので,
こういう不幸の予言を
する占いは
めっちゃ嫌いですし、
そんなことをする人は
占い業界から
いなくなってくれることを
願っています。
手相王子
加藤景太
ちなみに。
もしも不幸の予言を
くらっちゃったら、
それを
ひっくり返してくれるような、
占いのセカンドオピニオンを
聞きに行きましょう。
そうすることで、
そのダメージを軽減することが
できますよ！
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